文字霊日記・3298日目
夏癸殷辛(カキインシン)・・・夏季殷賑・下記音信
夏の癸(水の音)・殷の辛(歌の音)・・・?
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ハルのツギはナツ・・・葉留の通義は名附・・・?
ナツのツギはイン・・・名通の通義は音・・・・・?
インのツギはシュウ・・意務の通義は習・・・・・?
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シュウのツギはシュンジュウ・・習の通義は諏務重・・・?
シュンジュウはセンゴク・・・・諏務重は撰語句・・・・・?
センゴクのツギはシン・・・・・撰語句の通義は晋・・・・?
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万葉集原文
春過而・・・・・春過ぎて
夏来良之・・・・夏来たるらし
白妙能・・・・・白妙(しろたへ)の
衣乾有・・・・・衣(ころも)干(ほ)したり
天之香来山・・・天(あま)の香具山(かぐやま)
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万葉集 百人一首
春過ぎて夏 来たるらし・・・・・・春過ぎて夏来にけらし
白妙(しろたへ)の・・・・・・・・白妙(「しろたへ)の
衣(ころも)干(ほ)したり・・・・衣(ころも)干(ほ)すてふ
天(あま)の香具山(かぐやま)・・天(あま)の香具山(かぐやま)
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しろたへ =白栲・白妙・白い・白色
たえ・・・耐え・堪える・絶え・・・
多重・多依・・・太安万侶・多治比
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史路・斯蘆・新羅・白木・新良貴・素木
斯蘆=しろ
朝鮮語=サロ
漢字上古音=シラ
日本語=新羅(しらぎ)
奈良時代=しらき
万葉集=新羅奇(しらき)
出雲風土記=志羅紀(しらき)
新羅城=新羅の主邑
朝鮮半島南東部の
辰韓十二国の一
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梁の時代
「職貢図」
斯羅國
本
東夷
辰韓之小國也。
魏時曰
新羅
宋時曰
斯羅
其實一也。
或屬韓
或屬倭
國王
不能自通使聘。
普通二年
其王名
募秦
始
使
隨
百濟奉表献方物。
其國有城
號曰健年。
其俗
與
高麗相類。
無文字
刻木為範
言語待
百濟而
後通焉
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斯羅國は元は東夷の辰韓の小国。
魏の時代では新羅
劉宋の時代には斯羅
同一の国
或るとき韓に属
或るとき倭に属
したため国王は使者を派遣できなかった
普通二年(521年)
募秦王(法興王)が
百済に随伴して初めて朝貢
斯羅国に
健年城あり
習俗は
高麗(高句麗)と類似
文字はなく
木を刻んで範とした(木簡)
百済の通訳で
梁と会話
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しろたへに・・・・・こうぞ(楮)類の樹皮から
とった繊維(栲)で織った白い布
匂(にほ)ふ
信土(まつち)の・・信土山=真土山
山川(やまがは)に
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白栲尓・・・白栲(しろたへ)に・・・栲=木+考
丹保布・・・匂(にほ)ふ・・・・・・匂=勹+ヒ
信土之・・・信土(まつち)の
山川尓・・・山川に・・・サンセンに=纂撰似(邇・爾)
吾馬難家・・わが馬なづむ家・・・難=むずかしい
戀良下・・・恋ふらしも・・・・・戀=䜌+心
糸+言+糸+心
䜌=ラン
乱れる・もつれる
治める・もつれを解く
絶え間なく続くさま
途切れずに続くさま
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夏=丆+目+夂=夓
・・・丆+α=面・石・而・両・百・頁
靣・・・不=丆+ト
一+自+夂
夓=⺽+一+自+儿+夂
⺽+一+自+八+夂
⋿+頁+ヨ+夂
⋿+丆+見+ヨ+夂
⋿+丆+目+儿(ハ・八)+ヨ+夂
カ
ゲ
なつ
四季の一
立夏~立秋までの期間
六月~から八月頃
陰暦四月~六月
漢民族が自国を称したことば
中国最古とされる伝説上の王朝の名
大きいさま・盛んなさま
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夏癸殷辛(カキインシン)・・・夏季殷賑・下記音信
かきいんしん=柿木隠新(秦・臣・辛・神・審)
暴君のたとえ
夏王朝の
桀王・・・「癸」は桀王の名
と
殷王朝の
紂王・・・「辛」は紂王の名
出典 張衡「東京賦」・・・東京の賦(貝+武=改部)
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α+夏
厦=厂+夏=廈
カ・いえ・大きな家・邸宅
廈=厦
嗄=口+夏
サ
かれる・しゃがれる・しわがれる
声がかすれる・声がかれる
空き家で声嗄らす=徒労
楽屋で声を嗄らす=無駄な努力
声を嗄らす(こえをからす)
榎=木+夏
カ・えのき
ひさぎ(楸)
のうぜんかつら(凌霄花)科の落葉高木
楸 (きささげ)
木大角豆・木豇豆
ニレ(楡)科の落葉高木
古名 ノウセウ(陵苕)・ノセウ・訛ってノウゼン
蔓が他の木に絡み
攀じ登るため「カズラ」の名がついた
別名 「まかやき(陵苕)」
凌霄(リヨウショウ)
朝鮮読み「ヌンソ」
凌霄花=「霄(そら)を凌ぐ花」
高いところに攀じ登ること
漢詩では他物に絡むため
愛の象徴
中国語で「紫葳(zǐ wēi)」
花の形がトランペットに似て
英語では「トランペット・ヴァイン(trumpet vine)」
「トランペット・クリーパー(trumpet creep)」
「トランペット・フラワー(trumpet flower)」
蔓は長さ3mから10mほどまで成長
他のものに吸着する付着根を出して這い登る
幹はフジと同じように太くなる
樹勢が非常に強く丈夫な花木
地下茎を延ばし
蘖を周囲に芽生えさせ、繁殖する
葉は奇数羽状複葉で対生
小葉は2~6対、5~13枚
長さは3-7cmで表裏面ともに無毛
幅は2~4cm
縁には粗い鋸歯
柄は無柄
側小葉は卵形ないし広卵形または楕円形
表面は濃緑色で光沢があり
裏面は帯白緑色
先端は鋭頭または鋭尖頭で
基部は広い楔形
側脈は5~7対
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枝先に円錐花序を萌出し
直径6~7cmの橙黄色の花を対生
花房は垂下し
花冠は広い漏斗型
先端は5裂し平開
雄蕊は4本のうち2本が長い
花は暖地では晩夏から秋にかけ大量に形成
落花すると、蜜がたれ周りを湿らし
その蜜にメジロや蜂が集まってくる
長雨で蕾が落ちやすい
漢方薬では利尿や通経
鳥媒花で
ハチドリが空中をホバリングしながら
嘴を花の中にさし込んで蜜を吸う
無毒だが
猛毒の
キダチチョウセンアサガオ
との混同・・・
ウゼンカズラもドウダンツツジも無毒だが
1970代頃まで
古い物図鑑や百科事典などで
有毒と記されていた・・・
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甘夏(あまなつ)
夏季(カキ)
夏期(カキ)
夏眠(カミン)
季夏(カキ)
夏安居(げあんご)
僧侶が夏の一定期間外出せず
室内にこもって修行
陰暦四月十六日~七月十五日まで
夏至
消夏・銷夏(ショウカ)
初夏
戎夏(ジュウカ)
盛夏
仲夏
常夏(とこなつ)
夏帯(なつおび)
夏掛け・夏掛(なつがけ)
夏枯れ(なつがれ)
夏着(なつぎ)
夏草(なつくさ)
夏木立(なつこだち)
夏蚕(なつご)
夏衣(なつごろも)
夏作(なつさく)
夏座敷(なつざしき)
夏時間(なつじかん)
夏空(なつぞら)
夏便り(なつだより)
夏隣(なつどなり)
夏鳥(なつどり)
夏場(なつば)
夏羽織(なつばおり)
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夏雲奇峰(カウンキホウ)=夏に発生する入道雲が作り出す
珍しい峰の形
出典 顧愷之「神情詩」
夏下冬上(カカトウジョウ)=種火は夏には炭の下に置き
冬には上に置くとよい
夏癸殷辛(カキインシン)=
夏侯拾芥(カコウシュウカイ)=夏侯、芥(あくた)を拾う
夏虫疑氷(カチュウギヒョウ)=夏虫、氷を疑う
夏鑪冬扇(カロトウセン)=時期が合っていないために、役に立たないもの
役に立たない意見や才能
九夏三伏(キュウカサンプク)=夏至以降の
三回目の庚の日を初伏
四回目の庚の日を中伏
立秋の後の最初の庚の日を末伏
春夏秋冬
冬溫夏凊(トウオンカセイ)=親孝行をすること
冬夏青青(トウカセイセイ)=変わらない固い信念
一年中緑色の葉をつける常緑樹にたとえた
戴く物は夏も小袖
(いただくものはなつもこそで)
仕事幽霊飯弁慶
その癖夏痩せ寒細り
たまたま肥ゆれば腫れ病
(怠け者の大食漢の多病をあざけった)
天地、夏冬、雪と墨
(テンチ、なつふゆ、ゆきとすみ)
飛んで火に入る夏の虫
夏歌う者は冬泣く・・・キリギリスとアリ
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夏布子 の寒帷子
(なつぬのこのかんかたびら)
夏の風邪は犬も食わぬ
夏の小袖(こそで)
夏の虫、氷を知らず
夏の虫、氷を笑う
夏は 日向を行け、冬は 日陰を行け
(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
冬編笠 に 夏頭巾
(ふゆあみがさに なつずきん)
貰う物は夏も小袖(こそで)
ーーーーー
・・・???
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エメラルドブルーの謎 (碧き眼の人形伝説) 奈井江 五郎
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「プラトン古事記をカタル(古事記字源)
+
(表紙・画像・音楽)」の移転先・・・
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ボクの「古事記字源」の発端・・・
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干支歴
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追加添文 「戦争と平和」・・・「モウケの生き方」
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メリキリの - YouTube
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モモちゃん
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コジキ姫赤い絨毯に乗る(m)
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古事記と虎関師錬