ないえごろうブログ

同音異義の探索

オンギの同音異字カンジ・・・

 文字霊日記・3288日目

 「人非人」の概念の違い・・・緊那羅
 「ヒトデなし」・・・人情を持たない冷酷非情な者
 「ヒトデ(海星・人手・starfish)」
 棘皮動物門ヒトデ綱(海星綱、Asteroidea)に所属する動物の総称
 多くの種は体が平たい星形(☆)の姿をしている


 ・・・「何でも言って委員会」・・・
 「人として許されない様な冷酷なことや
  悪事をする人を罵(ののし)る言葉」
  ・・・罵倒
 「人間」のヤルこと、ヤッタこと・・・
 お前も「同類」の「人非人」・・・
 「人+非人」・・・
 「人でなし」・・・なのに?
  ↓↑
 「緊那羅(キンナラの別名」・・・?
  ↓↑
 緊=臤+糸=紧
   臣+又+幺+小
   キン
   かたい
   きびしい
   しめる
   ちぢむ
   かたくしめる・ひきしめる
   さしせまる・急ぐ
   縮む・縮める
   喫緊(キッキン)
    急いで
    処理しなければならない重要なこと
   吃緊(キッキン)
    切迫した非常に重要なこと・喫緊
   握り締める・握緊める
   手に力を入れて、締めるように強く握る
   緊急
   緊縮
   緊切
   緊褌一番(キンコンイチバン)
    気持ちを引き締めて
    油断せずに物事に向かうこと
    「緊褌」=ふんどしを引き締める
    難しいことや大勝負の前の心構え
   至緊至要(シキンシヨウ)
    急いで
    対処しなければいけない大事なこと
  ↓↑
 「緊那羅インド神話に登場する音楽の神々(精霊)
      仏教では護法善神の一尊・天竜八部衆の一
      漢訳は
     「人非人」・疑神・歌神・楽神
      緊捺羅=甄陀羅(ケンダラ)
         =真陀羅(シンダラ)
      とも音写される
     「サンスクリット語
      キンナラ(Kiṃnara)
      半人半馬であり
      馬頭人身とも、人頭馬身
      女性の緊那羅
      キンナリー
      半人半鳥で、下半身が鳥」
 「漢訳で人非人、疑神
  サンスクリット語
  nara(人間)に由来」・・・ナラ=人間?
 「仏仏教を守護する
  八部衆の一・護法善神 の一尊
  音楽・舞踊の神・緊那羅王
  がナンで「人非人」・・・?
 「キン・ナラ」=「人か、人でないか」
  という意味・・・?
 「善神」なのに・・・
 「人ではない、カミではないか」?
 「帝釈天に仕える
  馬首人身や人首鳥身」
  ケンタウロス・スフインクス・・・
 「神にも人にも
  畜生にも
  鳥にも当たらない
  半身半獣の生物で
  人非人ともいう
  漢訳で人非人、疑神
  仏教に帰依したモノたち」
 日本語の罵倒の
 「ひとでなし=人情 の 欠落 した人
        酷薄 な人・冷酷 非道 な人」
 「人間らしい心を持たず
  恩義や人情をわきまえない」・・・音義?
 という
 「人でなし」の意味はない・・・
  ↓↑
 「842年(承和九年)
  橘逸勢
  反逆罪に問われ
  姓・官位を剥奪され
  非人
  の姓を
  天皇から与えられた」
 「中世の
  特定職能民
  芸能民の呼称
  次第に被差別民の呼称」
 「江戸時代の
  賎民身分の呼称である
  非人の別名」・・・
 ↓↑
 非人
 広義の非人
 狭義の非人
 ↓↑
 広義の非人
 犬神人(いぬじにん)
 墓守
 河原者
 放免(ほうめん)
 乞胸(ごうむね)
 猿飼
 八瀬童子
 等々の生業からくる総称
 ↓↑
 狭義の非人
 犯罪により非人に落ちた者
 無宿の非人
 ↓↑
 罪人・世捨て人・乞食・ハンセン病患者
 など、多様な人々を含む
 基本的な職掌は物乞い
 検非違使の下で
 掃除・刑吏も担当
 街角の清掃や
 「門付(かどづけ)」などの芸能
 長吏の下役として
 警備や
 刑死者の埋葬
 病気になった入牢者
 少年囚人の世話の従事
 武装して戦うことや
 葬送地の管理権を有し
 為政者から
 施行を受ける権利も有した
 ↓↑
 乞食
 非人は
 関東では
 穢多頭・弾左衛門
 各地の長吏小頭の支配下にあった
 江戸の非人には
 抱非人と野非人との別があった
 野非人は
 「無宿
 (無戸籍
  人別帳から外れている者)」で
 飢饉などになると
 一挙にその数が増えた
 抱非人は
 非人小屋頭と言われる親方に抱えられ
 各地の非人小屋に定住
 非人小屋は江戸の各地にあり
 それぞれ有力な非人頭の支配を受け
 江戸には4人(一時期5人)の
 非人頭がそれぞれ
 弾左衛門支配下にあった
 特に有力なのが
 浅草非人頭・車善七だった
 ↓↑
 非人の形成期
 検非違使管轄下
 「囚人の世話
  死刑囚の処刑
  罪人宅の破却
  死者の埋葬
  死牛馬の処理
  街路の清掃
  井戸掘り
  造園
  街の警備」
 などに排他的特権的に従事
 悲田院や非人宿に収容され
 病者や障害者の
 世話も引き受けていた地域・集団もあった
 芸能に従事する者もおり
 芸能史の一翼を担った
 ↓↑
 鎌倉時代
 叡尊や忍性による
 悲田院の再興を受け
 西大寺真言律宗の元に組織化
 一遍の時宗とともに遊行する者もいた
 非人救済を説いた叡尊
 非人を
 文殊菩薩として信仰の対象ともみていた
 中世の非人の多くは
 異形(蓬髪・顎鬚・童姿等)の者であった
 河原者・無宿者などを指すようになった
 江戸時代には
 身分や居住地域
 従事職能等が固定化された
 ↓↑
 江戸時代
 非人は基本的には
 乞食
 京都奉行所によって設置された
 岡崎の悲田院村の
 年寄と
 配下の
 居村(与次郎)によって管理された
 悲田院村以外にも
 各地に非人小屋があり
 小屋頭が置かれた
 各町の木戸番などには
 悲田院村年寄と
 小屋番頭の保証によって
 非人身分の者が派遣された
 ↓↑
 近世
 村においては
 地方知行制から
 俸禄制へと移行する中で
 村に対する武士の直接的関与が薄れ
 年貢の村請けが進行するに伴い
 病気や災害などにより
 年貢を皆済できない百姓が
 村の根帳(人別帳)から外れ
 町へ流入
 町においては
 城下町整備に伴う
 治安悪化・出火対策の一環として
 人返し令等に代表される
 里帰し政策を取り続け
 一方ではこれを
 保護の対象とし
 抱非人として更生を図った

 江戸時代の非人
 代々の「非人素性」の者
 非人手下(ひにんてか)
 という刑罰で非人になる者
 野非人(無宿)
 非人の組織に属さないまま
 浮浪状態にある者
 追放刑に処せられた者や
 経済的困窮などによって
 欠落(かけおち)し
 無宿となり浮浪状態となる
 取締の対象で
 捕まった野非人は
 元の居所に返されるか
 抱非人に編入された
 脱走が3回に及ぶと
 死罪にされた(1790年(寛政二年))
 職制的な穢多とは異なり
 非人身分は
 身元引受人の有無、有期経過(10年)
 その他の諸事情や考慮等により
 元の身分に復帰できた
 (足洗い・足抜き)
 ↓↑
 非人手下
 生まれながらの非人のほかに
 刑罰として
 平人から非人へ
 身分を切りかえられたもの
 それを
 非人手下
 といった
  ↓↑
 「御定書百箇条」
 非人手下になる犯科
 姉妹伯母姪と密通したもの
 男女共 遠国 非人手下
 ↓↑
 相対死(心中)を
 企てて双方存命のとき
 三日晒(さらし)の上 非人手下
 ↓↑
 主人と下女と相対死を企てて仕損じ
 主人が存命のとき
 三日晒(さらし)の上 非人手下
 ↓↑
 三笠附(みかさづけ)
 博奕の句拾いをしたもの
 ならびに
 取退無尽の札売りをしたもの
 家財取上げの上 非人手下
 ↓↑
 離別した妻に傷を負わせたもの
 入墨の上 遠国非人手下
 ↓↑
 十五歳以下の無宿で
 途中小盗などしたもの
 生業と役負担
 ↓↑
 非人の生活を支えた生業は勧進
 小屋ごとに
 勧進場というテリトリーがあり
 小屋ごとに勧進権を独占
 非人の課役は
 行刑下役・警察役など
 本来町や村は
 共同体を維持するため
 よそ者や乞食を排除する目的で
 番人を雇っていたが
 非人はこの役を務めた(番非人、非人番)
 番太郎・番太とも呼ばれた
 ↓↑
 死牛馬解体処理
 皮革処理は
 時代や地域により
 穢多(長吏・かわた等)との
 分業が行われていたこともあるが
 概ね独占もしくは排他的に
 従事していた
 それらの権利は
 穢多に帰属した
  ↓↑
 「気分」が悪くなってチャンネルを替えたが・・・
 ↓↑
 気
 気=气+㐅=氣=气+米
 气(きがまえ)=𠂉+一+⺄
 いき
 くうき・うんき
 すいじょうき・たいき
 いき・呼吸
 息をふきかける・呼吸をする
 物質の三状態の一つ
 気体(きたい)
 天地間に生じる自然現象
 元気・活力
 人間の活動力のもととなるもの
 偉人が持つとされる雲気(うんき)
 なんとなく感じられるいきおい
 心構え
 におい・かおり
 においをかぐ・においがする
 様子・けはい・おもむき・感じ
 陰暦
 一年を二十四分したうちの一つの期間
 異体字 「氣」
 名のり
 おき=息・意気
 意気地(いくじ)
 浮気(うわき)
 地名
 和気町(わけまち)
 気山(きやま)
 和気(わけ)
 朝気(あさけ)
 鯏浦町気開(うぐいうらちょうきとけ)
 名字
 色気=いろけ
 岩気=いわき
 宇気=うき=うけ
 浮気=うき=うきぎ
   =うきけ=うきげ=ふけ
 大気=おおき
 合気道(あいきどう)
  古流柔術
  当て身技や関節技
 投げ技を主としたもの
 味気ない・味気無い
  物事に興味がわかず
  面白みや風情などが感じられない
  味わいがない・つまらない
 悪気(あっき)
 悪氣(あくき)
 人に災いを与える悪い気
 呆気(あっけ)
 驚いてあきれ返る様子
 呆気ない
 呆気無い(あっけない)
  思ったよりも簡単で
  物足りない・張り合いがない
 意気軒昂(イキケンコウ)
  気力があふれていて、奮い立つ様子
 意気消沈
  元気をなくして
  気分がしょんぼりすること
  「意気銷沈」
 意気衝天
  気力が天を衝くほど
  高く充実している様子
 意気自如(イキジジョ)
  心の持ち方が
  いつも通りで平静な様子
  「自如」=動じない様子
 意気沮喪(いきそそう)
  意気込みがくじけて
  やる気や元気がなくなること
  「意気阻喪」
 意気投合
 味も素っ気もない=つまらない
 頭から湯気を立てる=激怒するようす
 頭に湯気を立てる
 頭禿げても浮気はやまぬ
 徒の悋気(あだのリンキ)
  自分とは何のかかわりもない
  他人の恋を妬みやきもちを焼くこと
  「徒」=無駄・徒労
  「悋気」=嫉妬
 呆気(あっけ)に取られる
 呆(あき)れる

ーーーーー
 ・・・???
  ↓↑   ↓↑
エメラルドブルーの謎  (碧き眼の人形伝説)  奈井江 五郎
  ↓↑   ↓↑

 「プラトン古事記をカタル(古事記字源)
  +
 (表紙・画像・音楽)」の移転先・・・

 ↓↑
 ボクの「古事記字源」の発端・・・
 ↓↑
 干支歴
 ↓↑
 追加添文 「戦争と平和」・・・「モウケの生き方」
 ↓↑
 メリキリの - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7xgS0oJhhe8

 ↓↑
 モモちゃん
https://www.youtube.com/embed/W00rHNN2zMQ?

 ↓↑
 モウ君の総合目次
 ↓↑
コジキ姫赤い絨毯に乗る(m)
 ↓↑
 古事記と虎関師錬