ないえごろうブログ

同音異義の探索

我慢も「自己満足」の枠・・・

 文字霊日記・3340日目

 ・・・枯れたモノ、萎れたモノ、腐れかかっているモノ
   崩れたモノ、壊れたモノ
   錆びているモノ・・・
   剥げ落ちているモノ
   煤(燻・くす)んだモノ
   しょぼくれたモノ=悄(ショ)ぼくれるモノ
   ・・・使い物になりつつある、or  ならなくなったモノに対する
   慰めと、おのれ自身の履歴的な「今現在」の
   「存在的⇔ぞんざい的」な自己認識・・・
       「粗雑(ぞんざい)=粗雑」
       生意気な・・・猪口才な・・・
       あざとい・・・・小賢(こざか)しい・・・
   未熟な
   サビをワビる・・・

 ↓↑
   孤影悄然(コエイショウゼン)・・・
   しょんぼり独りぼっち
   「孤影蕭然(コエイショウゼン)」とも
   「迷頭認影(メイトウニンエイ)」・・・
   「頭(こうべ)を迷いて影を認む」
   「仏道」を求めず
   「仏典解釈」にアタフタしている・・・そうですか・・・
   で、「仏の道」ってナニ・・・?
   ・・・「乞食=こつじき」の「ミチ」をあるいたヒト・・・
   みんな、「素粒子」になって「別物」になるんだ・・・
 ↓↑
 わび(侘び)さび(寂び)⇔和備&詐卑
 わび(侘び)さび(寂び)⇔和の備&詐の卑・・・?
 ↓↑
 詫びる   錆びる
 言+宅   金+靑・・・赤胴~青銅の変化
 sorry     金きら金の仏像の鍍金が

        剥げ落ちて「重厚な荘厳さ」を醸す・・・?
 ゴメン
   ↓↑
  「宅=宀+乇
   宀+丿+七」
   タク
   いえ
   やけ
   いえ・住まい・居住する場所
   おる・いる・住む・居住する
   墓・墓場・墓所
   たく
   他人に対して
   妻が自分の夫を指していうことば
   「お宅」は相手や相手の家族などを指す
   やけ・家・住居
 「乇=丿+七」
   タク
   葉・草の葉
   まかせる・委ねる=ゆだねる=託≠詫・・・言+宅
   象形
   一は地を表し
   その下に向かって曲がっているのは根
   上部は葉の垂れ下がるさまにかたどる
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 原文はホトンド
 「フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』」
  +
 「コンピュータ検索の諸々のブログ」
 を「頭出し改行」したものと
 「・・・」が、ボクの「オリジナルの記述」
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 わび(侘び)さび(寂び》
 慎ましく、質素なものの中に
 奥深さや豊かさなど「趣」を感じる心
 日本人の美意識
 美学の領域では
 狭義に用いられ
 「美的性格」を規定する概念
 広義に用いられ
 「理想概念」とみる場合とに大別
 一般的に、陰性、質素で静かなものを基調とする
 本来は侘(わび)と寂(さび)は
 別の意味だが
 ひとまとめにして語られることが多い
 茶の湯の寂(さび)
 静寂よりも広く
 仏典では
 死、涅槃を指し
 貧困、単純化、孤絶に近く
 さび(寂)=わび(侘)で同意語
 人の世の儚(はか)なさ、無常であることを
 美しいと感じる美意識
 悟りの概念に近い
 日本文化の中心思想
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 侘(わび)
 侘(わび・侘び)
 「貧粗・不足のなかに
  心の充足をみいだそうとする意識」
 動詞「わぶ」の名詞形
 「わぶ」には
 「気落ちする・迷惑がる・心細く思う・おちぶれた生活」
 「閑寂を楽しむ・困って嘆願する・あやまる」
 「・・・しあぐむ」
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 本来
 「侘」
 厭(いと)うべき心身の状態を表すことばだった
 中世に近づくにつれて
 いとうべき不十分なあり方に
 美が見出され
 不足の美を表現する新しい美意識へと変化
 室町時代後期
 茶の湯と結び付き
 江戸時代
 松尾芭蕉
 「侘の美」を徹底した
 庶民、百姓の美意識の中にこそ
 侘が見出される・・・説
 ・・・現状の枠内で以上も以下も望めない
   諦めの中での「疑似的な余裕」・・・?
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 『万葉集
 恋愛における「わびしさ」を表す意味で用いられた
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 江戸時代の茶書
 『南方録』が「侘び」の初出・・・
 これ以前では
 「麁相(ソソウ)」という表現が
 美意識の侘に近く、
 「上をそそうに、下を律儀に
 (表面は粗相であっても内面は丁寧に)」
 (『山上宗二記』)
 「千利休
 などは「麁相」であることを嫌っていた
 茶の湯では
 「わびしさ」が
 粗末であるというだけではなく
 美的に優れたものであることに注目
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 侘の語
 「侘び数寄」・・・
 「侘び茶人」
 「一物も持たざる者
  胸の覚悟一つ
  作分一つ
  手柄一つ
  この三ヶ条整うる者」
 (『宗二記』)
 「貧乏茶人」のこと
 千宗旦(1578~1658)の頃
 侘の一字で無一物の茶人
 「茶の湯の精神」=「貧乏茶人」の「侘び」・・・?
  ↓↑
 「わび茶」の創始者
 室町時代
 「村田珠光(1422~1502)」=浄土宗の僧侶
 当時の高価な「唐物」を尊ぶ風潮に対して
 より粗末なありふれた道具を用いる方向に
 「茶の湯」をかえていった
 臨済宗の僧
 「一休宗純(1394~1481)」
 の下に参禅し禅の思想を学んだ
 禅と同様
 「茶の湯を学ぶ上で一番悪いことは
 我慢(慢心)我執の心を
 持つことである」・・・?
 侘びが「我慢」・・・
 「我慢」てってナニ・・・
 耐え忍ぶこと・こらえること・辛抱
 我意を張ること・そのさま・強情
 仏語
 我に執着し、我をよりどころとする心
 自分を偉いと思って
 おごり(奢り)
 他を侮ること
 高慢
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 「わび茶」
 江戸時代には多くの茶書が著され
 茶道の根本美意識として
 「侘」が位置付けられ
 「武野紹鴎」は
 「侘」を
 「正直に慎み深くおごらぬ様」
  ↓↑
 「岡倉覚三(天心)(1863-1963)」
 の著書
 『The Book of Tea(茶の本)』
 「茶道の根本は‘
  不完全なもの’を敬う心にあり」
 「imperfect(不完全なもの)」
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 寂(さび・寂び・然び)
 「閑寂さのなかに
  奥深いものや豊かなものが
  おのずと感じられる美しさ」
 動詞「さぶ」の名詞形
 本来は時間の経過によって
 劣化した様子を意味
 漢字の
 「寂」が当てられ
 転じて
 「寂れる」
 は人がいなくなって
 静かな状態も表すようになった
 「内部的本質」が
 「外部へと滲み出てくる」ことを表す為に
 「然」の字を用いるべきだ・・・説
 ものの本質が時間の経過とともに
 表に現れることを
 「しか(然)び」
 音変して
 「さ(然)び」となる・・・
 金属の漢字の
 「錆(さび)」・・・酸化・・・
 英語では
 「patina(パティナ)」
 物質が
 色あせ、摩耗し、錆びる
 などの経年変化した様子
 古色(コショク)
 石、銅、青銅や似たような
 物質の酸化や化学的変化
 木製家具の経年・摩耗・摩擦による変化
 皮革製品等の表層のうち
 経年や曝露により変化を生じたもの
 「青銅の緑青=緑青(ロクショウ)」
 の美などが「patina」と表現
  ↓↑
 「さび」
 老いて枯れたもの
 豊かで華麗なもの
 という、相反する要素が一体化
  ↓↑
 「寂しい」
 『万葉集』にも歌われ
 「寂」に積極的な美を見出したのは
 平安時代後期の歌人
 「藤原俊成(しゅんぜい・としなり(1114~1204)」
 で歌の優劣を競う
 「歌合(うたあわせ)」の席で
 歌の姿を
 「さび」
 ととらえ、それを評価
 歌われる文字に
 「さびしさ」の
 「雰囲気」を見出した・・・
  ↓↑
 「藤原俊成」の子
 「藤原定家(さだいえ・ていか)1162~1241)」
 は夕暮れの静けさや寂しさのなかに美を見出した
  ↓↑
 「吉田兼好(1283-1352頃)」
 『徒然草』(1330~1349ごろ成立)
 「無常観によって対象を見ていた」
 寂しいもの不完全なものに価値を見出し
 古びた様子に美を見出し文字に表現されていた
 「寂」
 室町時代
 俳諧の世界で重要視されるようになり
 能楽などにも取り入れられて理論化
 「風雅」
 「わざとらしさ」・・・余裕のある人間の心境
  ↓↑
 「自我の主観的な感情の動きを指すのではなくて
  事物の表面の外殻を
  破ったその奥底に存在する真の本体を
  正しく認める時に
  当然認められるべき物の
  本情の相貌を指していう」
 (「俳諧の本質的概論」
  『寺田寅彦全集』第十二巻
   p.90 岩波書店 1997年)
 単なる寂しいや悲しいではなく
 「もっと深い処に進入している」[
 「芭蕉のサビ」
 「自然と抱合し自然に没入した後に
  再び自然を離れて
  静観し認識するだけの
  心の自由を有(も)っていた」
 「飽く処を知らぬ慾望を
  節制して足るを知り
  分に安んずることを教える自己批判
  さびの真髄ではあるまいか」
 (「俳句の精神」同全集同巻 p.147)
 外装などに関係しない美しさが
 寂びなのである・・・
 「コケの生えた石」の喩えは当たらない・・・
 「苔の蒸すまで」と歌う「心境」・・・だろう・・・
  ↓↑
 「わびさび」
 長い歴史の中で
 否応なくぎりぎりの
 「侘しさや寂しさ」の中で日常を送ってきたのが
 庶民であった・・・
 彼らは「侘しさや寂しさ」を「自覚」してたのか?
 「庶民であった」と認識するのは誰だったのか?
 「諦めと受け入れの意識」・・・
 も「無自覚」だったかも・・・
 「美にまでには昇華されていない」・・・
 「昇華する」のはダレだったのか・・・
 「日本人の一般的な
  生活感情の領域にまで
  影響を与え・・・・影響が与えられたのはインテリだろう
  今日に至っている」
 (『日本大百科』「さび」)
 ・・・
  歴史に残る侘び寂びのみならず
  庶民の生活の中にも
  侘び寂びが見出されることによって
  侘び寂びは
  日本の美意識
  日本の哲学であるといえる・・・
  「支配階級の枠内」
  から落ちこぼれた連中の「侘び寂び」だろう・・・
 ↓↑
 侘=亻+宅
   亻+宀+乇
   亻+宀+丿+七
   タ
   ほこる
   わび
   わびしい
   わびる
   ほこる
   おごる・自慢する
   わび・わびる・つらく思う・さびしく思う
   わびしい・まずしいさま
   ↓↑
   待(まち)侘(わ)びる
   侘び(わび)=質素で静かなくらし
   侘(わび)しい
   侘助(わびすけ)
   侘住居(わびずまい)
   侘寝(わびね)
   侘人(わびびと)
   侘(わ)びる
 ↓↑
 詫び=言+宅
    言+宀+乇
    言+宀+丿+七
    タ
    ほこる
    わび
    わびる
    自慢する
    おどろきあやしむ
    かこつ・かこつける
    わび・わびる・謝罪する
 ↓↑
 寂び=宀+叔
    宀+尗+又
    宀+上+小+又
    ジャク
    セキ
    みさび
    さびしい
    さびれる
    さびるx
    しずか
    音もなくひっそりとしている
    仏教で、人の死ぬことをいう=寂滅
    漃=セキ・ジャク
      水の清らかなさま。
      さびしい・しずか
      静かでひっそりとしている=寂
 ↓↑
 「寂」の類字
 叔俶淑菽埱掓婌椒
 惄琡督㾥裻諔踧錖䱙
 ↓↑
 寂蒔(ジャクマク)
 寂室(さびむろ・ジャクシツ・セキむろ)
 心寂しい・心淋しい(うらさびしい)
 閑寂(カンジャク)
 寂しい・淋しい(さびしい・さみしい)
 寂(さ)びる
 寂れる・淋れる(さびれる)
 示寂(ジジャク)
 寂然(ジャクネン)
 寂滅(ジャクメツ)
 静寂(セイジャク)
 寂然(セキゼン)
 寂(セキ)として
 寂寞(セキバク・ジャクマク)
 寂寥(セキリョウ)
 入寂(ニュウジャク)
 幽寂(ユウジャク)
 空寂(クウジャク)
 口寂しい(くちさびしい)
 寂(さび)
 寂寂(ジャクジャク
 寂静(ジャクジョウ)
 寂(ジャク)する
 寂寞(ジャクマク)
 寂光(ジャッコウ・ジャクコウ)
 浄寂光土(ジョウジャクコウド)
 寂寂(セキセキ)
 物寂しい・物淋しい(ものさびしい)
 空空寂寂(クウクウジャクジャク
 三輪空寂(サンリンクウジャク)
 清浄寂滅(ショウジョウジャクメツ)
 寂滅為楽(ジャクメツイラク
 寂光浄土(ジャッコウジョウド)
 静寂閑雅(セイジャクカンガ)
 涅槃寂静(ネハンジャクジョウ)
 涅槃寂滅(ネハンジャクメツ)
 畢竟寂滅(ヒッキョウジャクメツ)
 幽寂閑雅(ユウジャクカンガ)
 和敬清寂(ワケイセキジャク)

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(ユカリとオジさんの世迷い言・2)

古代エジプトの神々(1)・絵字符都・『埃及』(1)・(42)

エメラルドブルーの謎  (碧き眼の人形伝説)  奈井江 五郎
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 「プラトン古事記をカタル(古事記字源)
  +
 (表紙・画像・音楽)」の移転先・・・

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 ボクの「古事記字源」の発端・・・
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 干支歴
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 追加添文 「戦争と平和」・・・「モウケの生き方」
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 メリキリの - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7xgS0oJhhe8

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 モモちゃん
https://www.youtube.com/embed/W00rHNN2zMQ?

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 モウ君の総合目次
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コジキ姫赤い絨毯に乗る(m)
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 古事記と虎関師錬

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鉄腕アトムのロボット法を
思い出して
これを
貼り付けてみたけれど・・・
AIの記憶・・・まだ、若いみたい・・・
オジタリアンと「鉄腕あとむ」の「ポルカ」 (haa98940.wixsite.com)