ないえごろうブログ

同音異義の探索

「漢字=鳥跡・鳥迹=真名仮名」の発明者は「蒼頡(吉+頁)」

 文字霊日記・3415日目

 「巫」の漢和辞典での説明は「①舞楽をして神がかりになり、神意を知り、これを人に伝えるオンナ ②医者 ③妄(みだり)・出鱈目(でたらめ)」とある。解字には「人人」は両袖で舞う人の形で、「工」はその舞の規則(方法)を表すとある。私には「巫」は「天秤そのもの」、あるいは「天秤で量られる人と人」と「一(はじめ・イチ・台)」のように見える。この私のイメージは古代エジプトの「トト神」が霊魂の重さを羽毛の重りで量って記録している「絵」のように思えるのだ。「トト神」は. エジプト名は「ジェフティ」で、ヘルモポリスの神で「トキの頭をした人物」としてあらわされた。記録係りで、書記官である。またはこの「トキ(鴇・朱鷺・桃花鳥)」は「ハピ(サル=猿・ヒヒ=狒狒)」としても描かれており、文字の発明者とみなされていた。
 「トキ(鴇・朱鷺・桃花鳥)」が文字の発明者とするならば、その発想は「トキ(鴇・朱鷺・桃花鳥)」のクチバシが「ペン先」のようであるからなのか。また、辞典では「トキ(鴇・朱鷺・桃花鳥)」は「鷺(サギ)に似た鳥」とある。そして「鷺(サギ)」の説明をみると「鶴(ツル)に似て口ばし、首、足などが長い水鳥」とある。英語の「PEN(ペン)」は「細長いモノ」を意味する。中国では文字の発明者は「蒼頡(ソウケツ)」で、彼は鳥の足跡を見て文字を思いついたらしい。ちなみに漢字のコトを「チョウセキ(鳥跡・鳥迹)」と言う。「水鳥」であるところを推察すれば水草=アシ=葦=パピルスが茂る「ナイル河」の河岸の水量の増減か、その時期に出来た「湖沼」の水そのものに関係するだろう。「トキ」は日本語では「時」が一般的であるが、漢字で書けば動詞の「トキ(解き・説き・溶き・梳き・融き・研き・伽き・疾き)」と名詞の「穐=秋・辰=龍・鬨=鯨波・斎」が同音異字である。地名には岐阜県に「土岐」がある。「トキワ・ときは」なら「常盤・常磐・常葉」の漢字が与えられている。意味は「永遠、永久に変化しないモノ」で、植物では「常緑樹」の「松」である。「トキ」が「トク」ならば「得・特・匿・徳・禿・篤・督・読」である。
 「風・土記」、「土器」で、粘土板のシュメール文字を考えるならば「粘土+パピルスの茎(ペン)」=文字=「鳥跡」である。ペンは鳥の「羽」でもあった。
 では、「ハピ(サル=猿・ヒヒ=狒狒)=Hamadryas Baboon 学名 Papio hamadryas」がナゼ「トキ」に重なるのだろうか?・・・「ハピ」の音が重なった。あるいは長い顔、長い鼻、長い毛、長い尻尾、長い手・・・マントヒヒの長い毛は「筆・絵筆」の材料になったのかも・・・

(絵はエジプト関係のPH、「トト神」からお借りしました。ご了承ください)

 上の古代エジプトの絵にある「トト神」と「アヌビス神」の間に描かれているモノは「天秤・スケール」である。「十字架」状の「天秤」にぶら下げられた「心臓」と「羽根」である。
 私はこれらの漢字とコトバの関連、連鎖から邪馬台国卑弥呼、女王、「巫女」の原点は古代エジプトの「イシス」で、エジプト名が「アスト」であると妄想をタケてしまうのだ。イシスはオシリスの妹で、また妻であり、ホルスの母であり、妻でもある。詳しくは「古事記とエジプト」の別項で述べたが、イシスは頭に王座を載せていたり、牛の角をもち日輪をつけた女性である。牛の角を有するのは彼女が「トト神」との浮気を疑われ、ホルスにその首を切られて、「トト神」が代わりに「牛の首」を据えたコトによるらしい。「牛」の漢字は「十」と「ノ(ヘツ・ヘチ)+一(イチ・イツ)=(かみさし・かんざし=簪=クシ=梳)」からデキテイル。「𠂉」は「毎」の漢字からの類推である。「𠂉」は漢和辞典には母が頭にカンザシをつけた形とある。牛の「」は「角」である。「阿毎」は「隋書倭人伝」にでて来る阿蘇山が見える場所に存在した「王朝」の「姓」であった。
 で、過去からの進行時間に添っての考え方をすれば、原点、始点は古代である。現在から過去的時間へ遡って分析すれば、「関連」させていく分析概念の原点、始点は、今現在の私の知識範囲のモノである。上に述べたモノは現在の知りうる知識からのモノである。
 で、私と同じような妄想をする人間が過去に存在したとするならば「古事記」作成年代は「712年」よりも遥かに近代に近い時代に生存していた人間となるのだが・・・江戸時代初期から末期には既にエジプトの古代文明は知られていた。明確なのは幕末のピラミッドを知っていた蘭学者にである。初期ならば、その可能性は徳川家康の顧問になった「三浦按人(ウィリアム・アダムス)」の知識である。戦国時代ならば既に宣教師達が日本人に教えていた。ここまでに於いてはエジプト文明を知り得た、あるいは伝えた人物が存在していても納得できる。
 奈良平安時代には隋唐に派遣された「遣唐使」で、占いの「宿曜経」をもたらした密教の開祖「空海弘法大師」である。古代エジプト文明を知っていた「日本人」の可能性は更に遡るカモ知れない。
 だが、確実に言えるコトは幕末のヨーロッパに留学派遣された幕府御家人の留学生である。

 「雨(あめ・あま・さめ・ウ)」とは天から降ってくる「水滴水滴」である。漢和辞典には雨の意味として「友人」とあるのだが、「雨」が友人であるとは何を意味しているのか。乾燥、沙漠地帯、干上(乾上)がった土地、天日で飢饉に陥りそうな土地では「慈雨」は友人であろうが、豪雨ではその意味は否定されるだろう。だが、「水ナシ」ではどんな生物でも生きてはいられない。「雨」の解字は「一(天)+冂(雲)+:|:(水)」であるから「天の雲の水」は素直すぎるくらいの意表漢字の合体である。では素直に日本語(漢語)の訓と音で読めば、「一(はじめ・イチ)」の「冂(まきがまえ・けいがまえ・ケイ・キョウ)」は「みず・スイ」である。
 「巫山之夢」とは「楚の襄王が高唐に遊び、夢の中で巫山の神女と契ったが、神女が去るに臨み、妾は巫山の陽、高丘の岨に在り、旦には雲となり、暮れには行雨となる」との故事。そして男女間の情交、とあった。「妾」の漢字はこれからすれば「神女」の「自称」である。「妾」は「立つ女=神女」である。
 覡(かんなぎ・ゲキ)は字からして「巫女」を見ている「男」だが、男のミコである。
 「霊」は「アメ(あま・ウ)がナラブ」で、源字は「靈」で、「雨(アメ=編)の口口口(サンコウ・三つ口)の巫(フ・ム)」である。「口口口」が「参考・三公・参公(シンコウ=申公=猿公=媛公)」で、京劇の「孫悟空」を連想するならば、「三つ口」の「エテコウ(猿)」の「巫女」である。「古事記」では「猿女=宇受女」である。あるいは「口口口」は「三国(参国・讃国=讃岐の国)」である。当然、「持統天皇」の名前の「鵜野讃良」であった。

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(ユカリとオジさんの世迷い言・2)

古代エジプトの神々(1)・絵字符都・『埃及』(1)・(42)

エメラルドブルーの謎  (碧き眼の人形伝説)  奈井江 五郎
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